ロゼットストリーとは

*1「ロゼットーストリー」 「ロゼットーストーリーとして、The Two Rosetos (1974), The Power of the Clan (1993) の2つの書籍に取り上げられて有名になった、ペンシルバニア州の山村ロゼットー。この町は、1930年代当時1523人の町の住民のほとんどが北イタリアの2つの村からの移民でした。彼らは、非常に絆の強い集団で、大家族を核に強い絆で結ばれた地域共同体意識の共有が特徴で、いわゆるアメリカ式では無く、できるだけ家と家は近接して建てられ、しかも各家のポーチ越しに、昼夜繰り広げられる井戸端会議が元気の元という町でした。彼らは、肉や脂肪たっぷりの高カロリー食が大好きで、しかも愛煙家も多かったにも関わらず、第一世代達の中で、心筋梗塞の発症が皆無だったことがわかっております。ところが彼らの子供の世代、つまり2世達が50代から60代に達した現在、第一世代と同じ食事をしながら、この冠状動脈疾患の発症率は、全米の平均的な発症率と同じにまで上がってしまいました。何が一世と二世とを変えたのでしょうか?現在も1555人の人口、町のホームページに「ユニークな人生観の町」と書かれたこの町での研究者によれば、一番大きな変化は、二世達は典型的な核家族をつくり、現代人の生活の特徴である家族意識が地域全体に広がる事がない生き方を選んでいたということでした。高脂肪食や喫煙という悪条件から予測される生活習慣病から移民の一世を守ったのは、人々と常につながっているという、絆の意識の強い日常生活だったというのが結論です。」 ――― 日米434の姉妹都市という関係に、新しい戦略的なモデルを
また、本プロジェクトの副次的なねらいも一つ付け加えておきたい。 本プロジェクトの実施主体は、日本では新宮市姉妹都市親善協会であり、米国側ではカリフォルニア州サンタクルーズ市姉妹都市委員会であるが、両会は、35年の姉妹都市関係の中で、近年、単なる交流や親睦を超えた、相互のコミュニティにとって実質的な価値ある関係の再構築を目指して、初めての経済交流の試みを始めた経緯がある。現在、日本での米国との姉妹都市提携は、434都市にのぼるということであるが、それらの中で先行事例を調査したが、モデルとなるような事例はほとんど皆無といってよい状態であった。かつて戦後の反省からでたスローガン「国と国から人と人との交流へ」に基づいて提唱されたこの姉妹都市関係であるが、現代のグロバリゼーションの時代に即した、日米の有効利用されていない資源として、もう一度再活用されることが望まれた。 我々両会は、経済交流から、市民セクターによるまちづくりのノウハウの交換へと発展し、今回、本プロジェクトを提案、実施することにより、この日米の潜在的未利用資源である姉妹都市関係を、現代のコミュニティがかかえる可視、不可視の両側面への課題解決型の実効性あるひとつのモデルとして提示することができればと願っている。 また、本プロジェクトでは、アジアからスリランカの参加も計画しているが、これにより、さらに普遍的なモデルとすることも、そのねらいである。