サンタクルーズとはどんな街?
サンタクルーズとはどんな街?
アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコの南方約100kmの海岸に位置し、青い海と緑の山々に囲まれた都市で、周辺の豊富な資源を生かし、 かつては木材と漁業のまちとして発展し、現在では、観光・ハイテク産業・食品加工業などが主要産業となっています。手工芸やダンス、音楽、文芸、演劇など多くの芸術活動も活発に展開されています。
観光地として、年間約500億円がサンタクルーズ郡全体への観光によってもたらされ、そのうち約14億円が、郡全体の地方税の収入となっている。サンタクルーズは特にサーフィン発祥の地としてサーファーに有名。カリフォルニア大学サンタクルーズ校(UCSC)があり、5 万6 千人の人口のうちの約2 万人を占める学生の数が、市民の平均年齢を31.5歳と下げています。
又サンタクルーズでは、地域経済圏保持の為の「Think Local First」運動や、有機農業家の継承を促す「Buy Fresh Buy Local」活動の展開、若者の地域づくり参画のための「Santa Cruz Next」活動など、いわゆるサンタクルーズ ユニークネスと称されている、地域住民の地域に対する特別な意識がまちづくりの底流として顕著にあり、市民レベルでの自主的な活動が多く見られ、これ以上の発展より、他からの影響を受けない自立的な地域圏・経済圏確立を目指す方向が底流にあるように見受けられます。「イラク戦争開始反対」を全米で最初に議決した地方自治体として有名です。
1989 年のサンフランシスコ大地震で壊滅した地元商店街の復興の事例を中越地震の復興委員会が一つの成功モデル例として視察しました。
現在の解決すべき課題などの例は
「イラク戦争開始反対」を全米で最初に議決した地方自治体として有名です。
- 大学の拡張による、若年者流動人口と既存の定住人口との問題。(交通渋滞や、投票動向、住宅など等)
- 地価高騰による、住宅問題
- 有能な若年労働人口のシリコンバレーなどへの流失
- 周辺地域の失業者と低所得所帯問題
- 道路などの改修と将来の町づくりのための交通政策